活躍できるチャンスがある福祉業界を語ります。

福祉業界と聞くと高齢者相手に介護士の仕事をイメージする人がいるが、実際は幅広い職種がある。直接サービスする対象は、高齢者以外に障害者、児童、低所得等の生活困窮者の4つがいる。さらにそこからサービスは多岐に分かれ、各職種ごとは法令によって必要な資格や条件が定められているのだ。

1つ目はケアワークで、主に高齢者や障害者の介護が業務内容になる。ケアワークに必要なのは介護基礎研修、介護士初任者研修が挙げられる。2つ目の保育は児童への保育と指導が業務内容であり、保育士の資格が必須だ。3つ目は相談援助で、施設の利用者の生活援助や訓練を担当する。4つ目は、看護とリハビリテーションの業務で、高齢者や障害児のリハビリテーションを支援することだ。看護師又は業務内容によっては理学療法士や作業療法士等の資格が必要とさる。5つ目は栄養と調理の業務で、施設で栄養管理と調理を行うため、栄養士や調理師免許が求められる。

このように、福祉にまつわる仕事には様々なものがあるが、個人への支援活動を入れると更に職種の幅は広がる。しかし、このような多彩なサービスを必要とする人に対して、働く人の人員不足が問題となっているのだ。そのため、各施設では人員確保のために、時短勤務や夜勤免除等融通の効く求人を出しているところが目立つ。

そこで、こうした求人を上手に利用する事で、育児や仕事のブランクがある人でも活躍できるチャンスが得られるのだ。福祉業界は、働くうちにステップアップも出来るので、やりがいのある業界と言える。つまり福祉の現場では、自分の適性やスキル、求める条件に併せて活躍できる可能性があるということだ。